歳時記 桃始笑|ももはじめてさく|桃|桃太郎|木蓮|こぶし|2024年 七十二候も春を感じさせてくれる字句が多くなってきました。暦は3月10日より啓蟄の次候、第八候の「桃始笑(ももはじめてさく)」に移ります。桃は中国原産で弥生時代に日本伝来したものですが、古来中国では邪気を祓う神聖な木として仙木・仙果と呼ばれていました。 2024.03.08 歳時記
歳時記 啓蟄|けいちつ|蟄虫啓戸|すごもりのむしとをひらく|2024年 本格的な春ももうすぐそこです。5日より二十四節気は「啓蟄(けいちつ)」、七十二候は「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」となります。冬ごもりしていた地中の虫たちもそろそろ春の訪れを感じ始めて活動を始める頃です。 2024.03.01 歳時記
歳時記 草木萌動|そうもくめばえいずる|如月|弥生|2024年|七十二候 実感としても着実に春が近づいているこの頃ですが、今年は閏年で2月29日より七十二候は雨水の末候「草木萌動(そうもくめばえいずる)」となります。 そして、3日は「ひな祭り」、上巳の節句です。 2024.02.27 歳時記
歳時記 霞始靆|かすみはじめてたなびく|花粉症対策|2024年|七十二候 三寒四温を繰り返す気候の中、七十二候は24日より雨水の次候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」となります。天高く雲雀が舞い飛び、南からの湿り気を帯びた風が春の訪れの足音を大きくしています。そして23日は「天皇誕生日」の祝日です。 2024.02.21 歳時記
歳時記 雨水|土脉潤起|うすい|つちのしょううるおいおこる|2024年 暦も19日より二十四節気では「雨水(うすい)」に、そして七十二候もその初候「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」となります。土が湿り気を含みだすと水蒸気が立ちのぼり霞となり、やがて草や木々の芽吹きを誘い、春の近さを確実に感じる時節です。 2024.02.15 歳時記
歳時記 魚上氷|うおこおりをいずる|2024年|バレンタインデー 七十二候は14日より立春の末候「魚上氷(うおこおりをいずる)」となります。また14日はバレンタインデーです。バレンタインデーの記事は、加筆して分離して「風物詩」のカテゴリーにてアップしてありますので、ご一読ください。 2024.02.13 歳時記
歳時記 黄鶯睍睆|うぐいすなく|鶯|初鳴|梅|名所|桜開花予想2024 梅の花も少しずつほころびはじめ、吹く風も三寒四温の寒暖の繰り返しとともに春めいてき始め、五感を研ぎ澄ませば寒いながらも春を感じることが多くなってくるこの頃ですが、七十二候は「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」、山里ではウグイスが鳴き始める頃となります 2024.02.06 歳時記
歳時記 立春|東風解凍|はるかぜこおりをとく|立春大吉|節分|2024年 暦も一巡し4日より新たな二十四節気・立春、そして七十二候の第一候・東風解凍(はるかぜこおりをとく)がスタートします。冬が極まると同時に春の気配が立ち始める頃となります。地面からは福寿草が顔を出し、九州などでは梅が咲き始めます。 2024.01.31 歳時記
歳時記 鶏始乳|にわとりはじめてとやにつく|2024年|鳥・鶏・酉の違い 30日より七十二候は、いよいよ最後の候「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」となります。今年もこの候で七十二候も一巡し、次の候からは春を迎え、暦は新たな一年が始まります。 2024.01.26 歳時記
歳時記 水沢腹堅|さわみずこおりつめる|2024年|七十二候|歳時記 暦は25日より大寒の次候「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」になります。大気の冷えがまさに底となるこの時期、池や沼の水面の氷は、溶けたり凍ったりを繰り返しながら厚みを増し、沢の水さえも凍る頃という意味です。 2024.01.22 歳時記